四柱推命

【占い日々雑感】四柱推命 出処進退を誤った凄腕経営者 カルロス・ゴーンの命式

投稿日:2018年11月25日 更新日:

 

カルロス・ゴーン 逮捕→日産自動車の代表取締役会長を解任される

 

2018年11月19日、日産自動車のトップとしてその手腕を発揮してきた経営者カルロス・ゴーン氏が逮捕されました。

引用元:日産ゴーン会長、逮捕 日産から公式発表 内部告発だった!?!?

 

当面の容疑は下記の2つ。

  • 有価証券報告書の報酬を過少記載
  • 会社資金の私的流用

 

既に水面下における日仏両政府の利権争いの様相も見えてきましたが、今回の私は「カルロス・ゴーン氏が、命理学の観点から、今どのような状況なのか?」を整理してみました。

 

 

優秀かつ自信家な人 カルロス・ゴーン

 

命理学でみた場合のカルロス・ゴーン氏を四柱推命のロジックで見える化すると、下記の通りとなります。

 

 

日主甲、内格身強、月刃格ですね。

基本的に「優秀な人に多いパターン」の組合せの持ち主です。

カリスマ性やスキルや表現力に富んでいて、自己評価も高い自信家タイプの人です。

 

スキルや表現力が富んでいて自己評価が高いのですから、他人から搾取されて安い賃金でこき使われようとはしないタイプですね。

高いパフォーマンスに見合った高い報酬とポストを要求する上昇志向の強いタイプともいえます。

 

もともと結婚生活に幸せを感じにくいタイプでもありますから、家に帰りたくない気持ちの裏返しから、仕事人間になりやすい人とも言えます。

 

過去の華々しい経歴

 

実際の経歴は下記の通り。

1990年:ミシュランCEO就任

1996年:ルノー上席副社長就任

1999年:日産COO就任

2001年:日産CEO就任

2003年:「最強の事業家の一人」としてフォーチュン誌に選ばれる

離婚歴アリ

 

日本にいると、フランスから日本に来た後からの情報に目を奪われがちですが、日産に来る10年前には既にバリバリだったことが伺えます。

というのも、日産を立て直しに来る約10年前の段階で、30代半ばという若さで世界的な大企業(ミシュラン)のCEOに登りつめています。

「コストカッター」の異名も取りましたが、日本のメディアからは「セブンーイレブン(早朝から深夜まで非常にハードに働く)」と称される仕事人間でもあります。

 

「出来るタイプだが、大器晩成タイプではない。」がポイント

 

カルロス・ゴーン氏は過去に華々しい経歴を打ち立ててきた人ですが、カルロス・ゴーン氏に限らず、人生は「勢いある時」もあれば「勢いの無い時」もあります。

人生がずっと右肩上がりの人はいません

 

カルロス・ゴーン氏は若いころから頭角を現した人ですが、その勢いはいつまでだったのか?

四柱推命でみる限り、アラフィフになる2003年頃までです。

良くも悪くも、徳川家康のように大器晩成タイプではないのですね。

2003年頃といえば、日産がV字回復で立ち直ってメディアが拍手喝采だった時期ですね。

日産の立て直しはギリギリセーフで間に合ったというのが、四柱推命を交えた視点です。

ですので、日産がV字回復した「あの頃まで」がカルロス・ゴーン氏のピークだったという解釈になります。

 

人生のピークを過ぎて10年以上が経過

 

2018年は2003年から数えると15年です。

カルロス・ゴーン氏は、もう60代中盤です。

諸行無常という言葉がありますが、いくら過去に華々しい経歴があっても、今のカルロス・ゴーン氏は昔のカルロス・ゴーン氏ではありません。

 

少しだけ話が脱線しますが、「桁違いの報酬を得ている外国人経営者は50代で早期リタイアする人も多い」と聞いたことがあります。

60代中盤になっても普通に働いているカルロス・ゴーン氏は日本の経営者並みに長く働いていますね。

先ほど私は述べました。

もともと結婚生活に幸せを感じにくいタイプでもありますから、家に帰りたくない気持ちの裏返しから、仕事人間になりやすい人とも言えます。

 

やはり早期リタイアなんてしようものなら家にいる時間が増えてしまうがゆえに、なるべく理由を作って会社に居たい人なのでしょうか。

 

それはさておき、ここ10年ほどのカルロス・ゴーン氏は「受け取っている役員報酬が高すぎる」と物議を醸す時に名前が登場する程度で、あまり前向きなネタで登場する人ではありませんでした。

そういう大きな流れを踏まえつつ、ここ数年の状況をもう少し細かく整理してみると「注意が必要な年回り」の中に居ました。

2015年(乙未年):

2016年(丙申年):

2017年(丁酉年): ✕

2018年(戊戌年): ✕ ←今ココ

2019年(己亥年): ✕

2020年(庚子年):

2021年(辛丑年):

 

四柱推命の重要古典には『淵海子平』『子平真詮』『滴天髄』などがあります。

その四柱推命において、「扶抑用神法」ありきで日主甲の身強を吉凶成敗するなら上記の見立てとは違った見解となりますが、もう少し総合的に鑑定すると上記の見解になります。

その総合判断においてカルロス・ゴーン氏は、3年連続で好ましくない五行が巡っている最中に逮捕されています。

カルロス・ゴーン氏にとって2017年から2019年までは、新しく物事をスタートさせることは基本的に避けることが推奨されます。

 

当初カルロス・ゴーン氏は、少し前まで日産とルノーの経営統合に反対する防波堤の役割をしていたとされます。

ところがその後のカルロス・ゴーン氏は、心変わりして経営統合賛成派に転じました。

そして日産社内で経営統合にまつわる軋轢を生んでいた時にクーデターを起こされて逮捕され、日産の代表取締役会長を解任されたのであります。

これら一連の出来事は、上記の悪い年回りの中に含まれます。

 

ちなみに2018-11-19の逮捕日は、年月日の干支がカルロス・ゴーン氏にとって、全て悪い干支になっていました。

 

≪教訓≫ 出処進退を誤ってはいけない

 

では、こういう事例を目の当たりにして、我々が教訓にすべきことは何なのでしょう。

 

それは、

己を知る

ということです。

 

己を知るための方法論の一つとして四柱推命を把握していたら、人生のピークを過ぎていても大きな躓きを避けることが出来る可能性はあります。

悪い年回りにいるなら、新しい展開を謹んで無難にやり過ごす。

良い年回りにいるなら、新しいことも積極的に手掛ける。

 

良い年と悪い年でメリハリを付けるということですが、これだけでも随分違ってくるはずです。(今回は四柱推命のブログなので四柱推命を持ち上げる書き方をしていますが、何か人生の羅針盤になりうるノウハウがあればそれで結構ですし、四柱推命に執着する必要はありません。)

 

ナポレオンや徳川家康の愛読書『孫子』では、以下のように述べられています。

有利な情況でなければ作戦を開始せず、得るものがなければ作戦を避け、危険ならば戦わない。

しっかり勝算を計っていればいれば勝てる。おざなりに勝算をはかれば負ける。ゆきあたりばったりはやめよ。

『孫子』

 

『孫子』で述べられている内容を実生活に活かす方法論として、四柱推命が役立つ場面はそれなりにあります。

四柱推命の一年毎の吉凶判断は、「積極的に新しいことに挑戦するのが吉の年」と「現状維持を重視するのが吉の年」を見極める上では定評がありますし、私自身も断易と併せてよく活用しています。

 

 

  • この記事を書いた人

乾 殊庵(けん じゅあん)

占術家/日本断易学会 理事/40代/鑑定歴15年以上/断易/四柱推命/九星気学/奇門遁甲/日本断易学会代表で京都 天台宗 西林寺住職の山本真照師から奥義を授かる/出身校:慶應義塾大学

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